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BCPの視点から考える!非常用電源が停電時に役立つ活用シーンとは?

介護事業では2024年3月までに導入が義務化されているBCP。
義務化対象ではない事業種であってもBCPに着目している企業様が年々増えてきています。
BCPの視点から考える停電時に想定される電力確保が必要なシーンをご紹介します。

BCP策定のポイント

BCPは、防災対策とは異なるポイントがいくつかあります。

🔲防災対策は自然災害に向けた対策

防災対策は、地震や洪水といった自然災害のみが対象となり、人命や建物などの固定資産の維持が目的となっています。

防災対策は自然災害に向けた対策

🔲BCPはあらゆる事態に対応可能

BCPは自然災害の他にもあらゆる非常時が対象となります。
停電やテロ、感染症の蔓延やリコールなどと言った様々なリスクへの対策を講じるものです。
人命を優先とした初動対応の後、事業を継続または早期に復旧させることを重要目的としていることが特徴です。
事業の継続または早期復旧は、自社を守ることと共に取引先企業への被害を最小限に抑えることに繋がります。
このような点からもBCPが今注目を浴びている理由の一つと言えます。

BCPはあらゆる事態に対応可能

BCPと防災対策は違う

🔲照明

照明

利用機器:LEDランタン、その他照明

数日間以上その場に留まらなくてはならない場合、真っ暗な中過ごす
こと、または懐中電灯やスマホの灯りだけで過ごすことができます
でしょうか?
ましてや復旧作業を行う場合は、思うように進まなくなってしまう可能性が想定されます。
懐中電灯やスマホのライトで大丈夫と過信せずに照明機器をしっかりと用意しておきましょう。

🔲空調機器

空調機器

利用機器:冷・送風機器、暖房機器

生命維持が可能な適切な温度を保つために必要となります。
滞在場所の温度を保つことは熱中症や低体温症の防止策となります。
体調不良者が続発するとウィルスが蔓延する可能性もあるため、できる限り環境を整えましょう。

🔲連絡用通信機器

連絡用通信機器

利用機器:ノートPC、スマートフォン、携帯電話、タブレット、プリンター、FAX

通信機器を使って、全従業員の安否確認、責任者等からの的確な指示を送る、取引先企業への連絡・報告を行います。
取引先企業への連絡・報告は信用問題にも繋がりますので連絡が取れるようにしておきましょう。

“そこまで電力は必要なさそうだな”と思う方もいるかもしれません。

しかし、起こった事象によっては通信環境が不安定な場合もあります。通信環境が不安定な状態でずっと接続していると意外とバッテリー消費が激しいと感じたことはないでしょうか?
また、通話もメッセージ送信よりもバッテリーを消費します。
従業員規模や取引先企業の数、どのくらいの時間通信機を使用するか想定して機器、電力共に備えておきましょう。

🔲情報収集のための通信機器

情報収集のための通信機器

利用機器:スマートフォン、携帯電話、ノートPC、タブレット、ラジオ、無線

連絡するための通信機器と共通するものが多いかと思います。
BCPを発動するような事態となったとき、様々なことに対しての情報収集が必要になります。
スマホやノートPCやタブレット以外にも「防災無線」や「ラジオ」なども役立ちます。
防災無線やラジオは、手巻きで起動させることができるものもありますので、非常用電力を最大限他の機器に利用できるよう考えて準備しておくことも対策の一つです。

🔲食料・水分補給のために使用する機器

食料・水分補給のために使用する機器

利用機器:電気ポット、ケトル、電気コンロ、IHコンロ

長期間その場に留まり事業の早期復旧に尽力しなくてはいけないのか、はたまた被災してしまい救助がくるまで留まらなくてはいけないのか、どちらであっても生命を維持させるため栄養補給が必要となります。
例えば、自然災害などで被災した場合は一週間以上避難生活を送らなくてはいけないことも想定されます。
そんな時こそ、喉を通す飲み物や食事でほっと一息心を落ち着かせることが重要となります。
大小関わらず問題が起こった時は疲弊しやすくなります。
温かい食事や飲み物を摂取することで明日への糧となるはずです。
BCPを発動している環境化でそのようなことは二の次と考えるほうが一般的かもしれませんが、軽んじず是非ご準備をいただければと思います。

まとめ

事業により必要な機器や電力は異なりますが、一般的に考えられることだけをみてもリスクに対して早期に対応をするためには電力は必要不可欠であると言えます。

既にBCPを導入している企業様は、策定したBCPの「電気が止まった時の対策」は実装可能な停電対策となっているのか?
これからBCP策定に取り組もうとしている企業様は「電気が止まった時の対策」についてどのような取り組みをするべきか?
を是非もう一度考えてみてください。

当社では、蓄電池を活用した停電対策をはじめ、BCP策定についてもご相談、ご対応をさせていただいております。
ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。

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